金曜日, 11月 09, 0019

김장(キムジャン)


 昨日11月8日は立冬(입동、イプドン)でした。立冬というのは24節季のひとつで太陽黄経が225度のときだそうですが、簡単にいえば「これから冬に入る」という日です。立冬に関しての特別な風習はないのですが、韓国では大体この立冬の前後に大量のキムチを作る「김장 キムジャン」が行われました。
 昔は冬になると野菜が不足したため、本格的な寒さが来る前に김치キムチを大量で作っといて、これを食べながら冬にも野菜のビタミンや栄養を補充したものです。昔はキムジャンのシーズンとなると、近所の人がみんな大集合して何百玉もの白菜でキムチを作ったものですが、これが、時代が変わって季節を問わずいろんな野菜が食べられるようになり、マンションに住む人が増え、お隣さんとの距離も遠くなり、あとわざわざキムチを作らなくてもスーパーや市場で簡単にキムチを買えるようになって昔のキムジャンの風景はもうほとんど見られなくなりました。


 それでキムチを作られないと嫁にも行けないというのはもう昔の話になりました。韓国人の私はよく「キムチ作られますか」と聞かれますけど、これは日本の若い女性に「糠漬作られますか」と聞くのと同じようなものです。何だか外国人は「韓国人はみんなキムチが作られる」という考えがあるようですが、そうでもないですね。(・_・;) 私の年代ではキムチを作った経験すらない人が大半です。今はスーパーではもちろんコンビニ、インターネットでまで簡単にキムチの購入ができる時代で直接キムチを漬けて食べる家庭がどんどん減っていますね。

キムチの写真を見てたらまたキムチが食べたくなりましたヽ(´o`)ノ
こういう寒い時期には焼いたさつまいもと一緒にキムチを食べたらまた最高においしいんですヽ( ´¬`)ノ
たぶん外国人にはきついにおいのキムチですが、韓国人にはやっぱり元気の源ですね。ではずっとよだれが出てきてるのでここまでにしときます(=∇=)ノ~


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